
夜遅くまでお酒を飲んだり遊んだりして「もう、無理!化粧は明日落とす」とそのまま寝てしまったことはありませんか?新生活が始まってなれないこと尽くしでバタンキューなんてこともありますよね。
さてこの記事では、化粧を落とさないまま寝たことで起こる肌へのダメージやその原因についてお話していきます。
化粧品の有害成分
基礎化粧品や美容クリーム、アイシャドウなどすべての化粧品は石油を原料とした化学物質でできています。
そのため、金属アレルギーを持っている人は使用に制限がかかることがあります。
石油と聞くとなかなか強い成分を顔に塗っていることが想像できますよね。その中でも、皮膚トラブルを起こしやすい成分を紹介します。
①合成防腐剤
- パラベン(エチルパラベン、メチルパラベンなど)
- フェノキシエタノール
- 安息香酸Na
防腐剤の成分ですが、パラペンはアレルギーを起こしやすい人がおい為注意が必要です
②合成界面活性剤
- ラウレス―3
- ラウリル硫酸Na
界面活性剤は、水分と油を混ぜるために必要な物質です。合成界面活性剤は皮膚のバリア機能を破壊し、化粧品に含まれる成分を浸透させる役割も担っています
③合成ポリマー
- ポリクオタニウムー6
- ポリ酢酸ビニル
合成ポリマーはクリームやファンデーションに多く含まれているものです。肌がつやつやし、ハリも出たように見えます。
④鉱物油や合成の油性成分
- ミネラルオイル
- パラフィン
- ベンジルアルコール
石油から作られた油分です。一見の乾燥をおさえて肌をしっとりさせる効果があるように見えますが、実際は異なります。植物性の油であれば紫外線のダメージ予防や保湿作用がありますが、石油だと皮膚呼吸を妨げるので皮膚トラブルやくすみができます。
化粧をしたままでいることの肌へのリスク
①肌に汚れがこびりつき汚れが落ちない
化粧品には、素肌の上に化学物質を塗っているものです。
皮膚呼吸ができなくったり、毛穴を塞ぐことで代謝を妨げます。
これを塗りっぱなしにしていると自分の皮膚から分泌される皮脂をたファンデーションやアイシャドーの下に溜め込み、化粧品の化学物質の汚れのダブルパンチになります。
②汚れが原因で炎症を引き起こす
化粧の中でもマスカラは特に注意が必要です
マスカラはまつ毛を長く太くきれいに見せるために必須のアイテムです。
しかし。
目はむき出しの臓器
と呼ばれています。言い換えればマスカラは臓器の周りに化学物質を塗っているということです。しかも、まつ毛の生え際は粘膜であり、ほかの皮膚よりも吸収する力が強いです。
余談ですが、粘膜と皮膚の薬の吸収率は約3倍違うといわれています。
粘膜のほうが明らかに吸収しやすいのです。
粘膜内に化粧による汚れが入ることで、眼瞼炎や、結膜炎などの病気を発病してしまいます。
また、まつ毛自体がもろくなり抜けやすく、細いまつ毛になってしまいます。
③毛穴が詰まる
化粧の汚に加えて体から分泌される皮脂などで毛穴が詰まり、肌が汚染されてニキビや肌荒れの原因になります。
また、つまりや汚れは肌のターンオーバーを妨げることにもなりますので年齢よりも老けた肌になります。
さて、そんなことを言っても寝てしまうことだってありますよね。
化粧を落とさず寝てしまった時の対処法
とはいっても寝てしまうときもありますよね。そんなときの対処法です。
①まずはクレンジングと洗顔
やってしまったものは仕方ありません。すぐにきれいに汚れを落としましょう。
化粧が塗られている間の肌は呼吸ができません。
それどころか化粧品の成分や皮脂などでさらに呼吸ができない状態にあります。そのため肌の代謝が悪くなり、肌が受けたダメージの補修力も低下します。
まずは汚れを丁寧に落として肌に呼吸をさせてあげましょう
②保湿
つけっぱなしの化粧で肌はダメージを負ってしまいます。肌のバリア機能や代謝を高めるためにも保湿をしましょう。
美容液やパックを使うのもおすすめです。
参考記事
洗顔の命は泡! 泡を制する者は洗顔を制する、肌トラブルにサヨナラを告げる第一歩
保湿を制する者は美肌を制する!医療現場でも注目の肌のケアを現役看護師が教えます!
参考サイト:チョコラBB公式サイト

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