夏野菜と言えば、赤、黄色、緑と鮮やかなイメージをされませんか?その中でも赤いトマトは特に夏野菜の代表です。生でも良し、加工しても良しな魅力たっぷりなトマトの魅力を伝えていこうと思います。これを読んだ後と読む前ではトマトへの印象が変わるでしょう。
参考:シンクロヘルスブログ: https://www.health2sync.com/ja/company/blog/what-is-lycopene
リコピンとは?
リコピンとは、天然の色素成分の総称です。
ニンジンやパプリカにも含まれるβカロテンの仲間です。
βカロテンの中でも特に抗酸化作用が強いのが今回紹介する”リコピン”です。
リコピンは主にトマトに多く含まれています。
活性酸素と抗酸化作用
活性酸素のはたらき
体内の細菌の除去や、解毒作用があげられます。この活性酸素は非常に強力であるため、増えすぎることで正常な体の細胞まで傷をつけてしまいます。そのため、細胞合老化し、生活習慣病の悪化や、老化を早める原因にもなるのです。
抗酸化作用のはたらき
体内の活性酸素を消去することです。つまり、増えすぎて正常細胞まで傷つける活性酸素を除去し、老化や生活習慣病の悪化を防止します。
リコピンが多く含まれるトマト
加工用高リコピン…15g/100g
生食用トマト…3~5g/100g
3~5倍の差がありますが、摂取方法で普通のトマトでもしっかりリコピンを摂取できます。
効果的なリコピンの摂取方法
加熱して摂取
リコピンは脂溶性なため、加熱処理をすることでより効果的に吸収されます。
トマトの細胞壁が柔らかくなり、リコピンをより吸収されやすくなります。
加工して摂取
トマトジュースやトマトケチャップなど、トマトを加工することでトマトの細胞が壊れてリコピンがより効率よく吸収されます。
干して食べる
生で食べるよりも、水分が抜けて栄養素やリコピンが凝縮されるため生のトマトと同じ量のドライトマトを比較すると10~15倍のリコピンを摂取することができます。
まとめ
①リコピンはトマトに多く含まれる
②リコピンには抗酸化作用がある
③抗酸化作用は老化防止効果がある
④リコピンは脂溶性のため加熱処理をすることで効果的に摂取できる
⑤生で食べるよりは加工をすることでより効果的に摂取できる
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