生理の量が多い人の悩みは尽きませんよね。ショーツが汚れる生理用品の消費量が早い、生理痛が重いなどなど。目に見えるものや痛みなど分かりやすい症状ばかりではありません。この記事では分かりにくいいつの間にか貧血について紹介します。立ち眩みが多い、体がだるい女性は必見です。
では、本日のラインナップです
貧血について https://www.aska-pharma.co.jp/mint/womanhealth/joseinobyoki/byoki05.html
こんな人は要注意

- 立ち眩みがする
- めまいやふらつきがある
- 体がだるい・疲れやすい
- 手足が冷たい
- 爪が割れやすい
- 顔が青白い
- 少し動くと胸がドキドキする(動悸)・意気が上がりやすい
- 集中できない
- 氷をよく食べてしまう/食べたい
などが挙げられます。また、貧血は男性に比べて女性に多い傾向にあります。特に若い女性(生理のある年代)の方は要注意です。
鉄欠乏性貧血とは
ヒトの血液にはヘモグロビンと呼ばれるものがあります。これは、鉄分と酸素を体全体に運ぶ非常に大切な体の組織です。しかし、このヘモグロビンが何らかの形で失われているまたは生成が追いつかない場合に貧血が起こります。
生理の量が多い人はヘモグロビンの生成が間に合わず鉄欠乏性貧血貧血を起こしてしまいます。ヘモグロビンが減少することで酸素の運搬ができなくなりふらつきや立ち眩み、眩暈が起こります。
具体的な貧血を呈するデータの値は 男性14~18g/dl、女性12~16g/dlが基準値とされています。女性の場合、11~10g/dl以下になると症状が表れてきます。
予防策
鉄分の推奨量1は、成人女子で1日(月経なし)6.0~6.5ミリグラム、(月経あり)10.5~11.0ミリグラム、成人男子で7.0~7.5ミリグラムです。
鉄欠乏性貧血は生活習慣や食生活である程度予防できます。
鉄分を多く含む食品 レバー、ほうれん草などをしっかりとるようにしてください。また、貧血症状があるときは、紅茶やコーヒー、エナジードリンクに含まれるタンニンが鉄の吸収を邪魔してしまう事があるので控える様にしましょう。
また、水分も必須です。
食事でうまく摂取できないときはサプリなども利用するのがいいかもしれません
【鉄分を多く含む食材】
赤身の肉類、あさり、かき、血合いの多い魚、大豆製品、緑黄色野菜、海藻など。特に、ヘム鉄の多い肉類や魚類は有効です。
【鉄分と一緒に取ると良い食材】
①胃を刺激して胃酸を分泌してくれる酢、柑橘類、梅干しなど
②鉄の吸収を助けてくれるビタミンCの多い野菜、いも、果物など
③造血成分といわれるビタミンB12(レバ-、納豆など)、葉酸(緑黄色野菜など)ビタミンB6(いわし、卵黄など)、銅(貝類、ごまなど)など
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