時間やお金を気にしてついついめんどくさくなり、シャワーでササッと済ませてしまう人は多いのでは…?実は疲れているときにシャワーをすると更に調子が悪くなるのです。そして、食事管理や運動をしてダイエットをしているのにシャワーで済ませている人も非常にもったいない!この記事では入浴の効果を書いていきます
入浴の効果
①リラックス効果
お風呂に入っていてイライラすることって少ないですよね。シャワーが弱いとか床が汚いとかは小さくイラっとしますが。
では、なぜ湯船に浸かるとリラックス効果があるのか、それは我々の自律神経が関与しています。
体を温かいお湯に浸けることで体の芯から温まります。
温まることで副交感神経が優位になり、自律神経が整います。副交感神経とは、体がリラックスできるように促すものです。食後に眠たくなったりするのは副交感神経が優位になるせいです。
自律神経はホルモンバランスや体の調子を整える働きがあります。
リラクゼーション効果が高まるホルモンの一つに有名なオキシトシンがあります。
このホルモンは好きな人と抱き合ったり、キスをすることで分泌されるのですが、温かいお湯につかる、毛布にくるまるなど、我々が心地よいと感じるものに触れているときにも同様に分泌されます。
入浴剤や好きな香りのシャンプー、バスソルトなど様々なオプションがありますよね。あなた自身が「極楽~」と思えるものを見つけてください。私の個人的なおすすめ入浴剤は以下の記事で紹介しています
冬だけじゃない!代謝と気分も上がるドラッグストアで手に入るおすすめの入浴剤!
また、一人で入るのも気持ちいいですが、日本独特の”裸の付き合い”というコミュニケーションもあります。友達や家族、恋人と一緒に入ると会話がはずんだりした経験はありませんか?
②代謝アップ
お湯につかって温まることで、血管の拡張が起こります。
血管が拡張することで血液の循環が良くなり、代謝がアップします。そのため疲労回復や老廃物の排出が可能です。体も温まりますので、冷え性の改善にもつながります。
また、血液循環が良くなるだけではなく、緊張していた筋肉も弛緩します。肩こりや筋肉痛の軽減の効果もあります。
足のむくみなどの改善には入浴が非常に効果的です。
そして、温まって副交感神経が優位になることで消化器系の働きも良くなります。そのため消化吸収代謝活動を促進させます
つまり、血液循環がよくなり、筋肉がほぐれ、エネルギー消費率がアップし、消化器系の働きもよくなるため便秘対策もできる
瘦せやすい体が作れます
③水圧の作用
プールの中に入るとウエストが3cm程細くなるのをご存じですか?
ウエストが細くなる理由は水圧です。
水圧は体の外側から内側にかかりますので、全身がメディキュットに包まれているようになります。
この水圧は、末梢のむくみを外からの圧力によって心臓に戻っていくのを手助けします。
つまり、足のむくみや手のむくみが解消されやすくなるということです。
ここまでは入浴のいい点ばかり伝えてきましたが、注意点もあります。
入浴時の注意点
①脱水
入浴時は代謝がアップしたり、汗をかたりすることで体内の水分が奪われます。そのため、入浴前後でコップ一杯の水を飲むようにしましょう。
また、いくら瘦身効果があるといってもあまり長時間入るのは脱水を引き起こし、かえって体調を悪化させることがあります。
②血圧の変化
浴室と脱衣所の温度差や、入浴時の浮力や水圧での血圧の変動があります。立ち眩みには注意してください。
ゆっくり湯船からでたり、暑すぎるお湯に長時間浸かるのは危険です。特にアルコールを飲んだ後は大きく変動しますので注意してください。心臓や血管の疾患がある方も長時間の入浴は注意してください。
まとめ
①入浴には自律神経を整えるリラックス効果がある。
②コミュニケーションのきっかけやツールになる。
③体が温まることで血管が拡張し、代謝を上げたり、肩こりや筋肉痛の回復を助ける
④水圧によりむくみの改善を助ける
⑤入浴前後は脱水予防のために水分摂取が必須
⑥血圧の変動に注意
参考:死活習慣病予防協会 http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2016/009026.php
コメント