スポンサーリンク

子供よりもペットが多い時代!ペットを飼う前に読んでほしいメリットとデメリット

スポンサーリンク
美容
スポンサーリンク

今日は、動物・ペットの力について書いていこうと思います。皆さんはどんな動物が好きですか?


あらかじめ記載しておきますが、この記事ではペットを飼育することのメリットを多く記載しております。

デメリットも記載していますが、飼育を考える人はむしろこのデメリットをしっかり読んで下さい。

ペットを飼育するということは命を預かるということです。可愛いから、良いことがあるから、という理由だけで安易に飼育するのは止めてください。おもちゃではありません。

現在、ペットを飼育している人は3世帯に1世帯にも上ります

これは子供の数よりも多いです。たくさんの人がペットを飼育していることから、異常な繁殖、放棄など様々な問題も出てきています。

具体的な数字は、犬:848万9千頭、猫:964万3千頭、合計1813万3千頭でした。 2020年に生まれた子どもの数は84万832人、15歳未満の子どもの数は1493万人でした。数では圧倒的にペットに軍配が上がりました。犬と猫だけでこの数なので、小動物や爬虫類、魚類の飼育数を合わせるともっと大きな差が出ることは言うまでもありません。

こんなにも多くな人がペットを飼育しているのはなぜか、ペットの魅力とは何でしょうか?

ペットを飼うことのメリット

Forbes:健康や幸福度の向上にペットが効果的な8つの理由 https://forbesjapan.com/articles/detail/28204/2/1/1

・子供にとっての良き師であり友になる

小さい子供にとってペットは良い友達になりますし、その身をもって命を教える良き師にもなります。

私も小さいころから生き物が好きです。金魚やカメ、ザリガニから始まり今はウサギ、文鳥、ハムスター、犬に囲まれて暮らしています。

皆さんもそうだったと信じたいのですが。

大人から口頭で「命の大切さ」と教えられるより、自分の大切な人が亡くなったり、病気をして弱っている姿を見る方がぐっと重く「命の大切さ」を感じることができますよね。

また、命の終わりだけではなく、命の繋がりを見ることができます。

ペットの出産はなにか言葉では言い表せない感情が湧きます。私は昔、メダカが水草にたくさん卵を産んで、それが孵化して小さなメダカの小さな赤ちゃんを見たときは、なんとも言えない気持ちになりました。

また、ペットと触れ合うことでADHDや自閉症のある子供にも有効的です。後述するのですが、生活リズムを整える効果もあります。

・認知機能低下の予防になる

高齢者施設や、認知症の患者のケアの中で、アニマルセラピーを行う所もあるというのを知っていますか?

とくに攻撃的な認知症患者には良い効果があったそうでうす。

また、精神疾患を持っている人にも効果的です。これは後述するオキシトシンがでるということもあります。

心が穏やかになるだけではなく、ペットを飼育するということは掃除、餌やりなどをしなければなりません

認知機能の低下の大きな要因に「役割がない」「やることがない」というものあります。

何もしなくてもいいというのは、言い換えれば何も考えなくてもいいという状況です。

もちろん、年相応に物忘れや同じ話をすることはありますが、約束も病院の予約もちゃんと把握しています。二人は植物を育てることや、犬の世話をすることが好きです。同年代でも自分の薬も把握できない人が多い中で、二人はきちんとフィラリアの日まで覚えてくれています。

何も考えない=頭を使わない=認知機能の低下

という式が成り立ちます。我が家にも80歳を超えた祖父母がいます。二人は認知症になっていません。祖父は最期までゴミの日や薬の把握もしていました。

日本アニマルセラピー協会 https://animal-t.or.jp/html/about-animaltherapy/more-animaltherapy.html

・オキシトシンが出て幸せな気持ちになる

若者の物忘れに警報!原因は便利な時代とストレス社会にあった

以前書いた記事でストレスによって若者もストレスで認知機能の低下が起こるということが分かりました。

このストレスを緩和させること為に必要なものが、

オキシトシンです

これは、母親が子供に母乳を与えるとき、好きな人と抱き合った時、ふわふわの毛布にくるまったとき、かわいい動物の写真を見る時など穏やかな気持ちになるものが引き金となり分泌されるホルモンです。

オキシトシン=幸せホルモン 

これは、動物の写真でも効果がありますが実際に触れることのできるペットと暮らすことはより幸せホルモンを分泌してくれます

・健康的な生活の手助けをしてくれる

ペットを飼うということは、餌を与え、小屋の掃除をしなければなりません。

鳥を飼えば朝早くに鳴きます。犬や猫は餌の時間を覚えることができますので決まった時間に催促します。

散歩に行かないとストレスで悪さをする犬も多いです。夜行性の動物であれば夜中に突然ガタンっと音を立てることもあります。

こうなると半ば強制的に生活がペット中心になります。

動物は人間と異なり、太陽が昇って沈むというリズムに沿って生きています。夜中に長いこと電気をつけてペットの生活リズムを崩すことは健康を害することがあるのでやっていはいけません。早寝早起きをすることでサーカディアンリズムが正され、自律神経を整えることができます。

また、犬を飼っている人ならば散歩にいくことがありますね。散歩は有酸素運動に分類されるため、動脈硬化や高血圧の予防に繋がります

ここまではペットのメリットを書いてきました。以下はペットを飼うことのデメリットです

ペットを飼うことのデメリット

①旅行に限界がある

ペットホテルもありますが1週間となるとペットはストレスを感じます。また、犬猫、ウサギなどはペットホテルがありますが、鳥、ハムスターなどの小動物を預かってくれるところは本当に少ないです。もっとマニアックな爬虫類や希少な生き物を飼うとより一層どこかに預ける、誰かに世話を代行してもらうのが難しくなります。お水や餌の交換ができないので、1泊2日が限界と言えます。

②餌や散歩など決まった時間にしなければいけないことがある

こっちの都合でばかりで行動しているとペットの生活リズムが崩れてしまい、体調を崩してしまいます。自分の生活リズムを崩されたくない人、自分のやりたいことだけで1日が終わってしまう人、経済的、時間的な余裕がない人はその時間制限に対して強いストレスを感じることでしょう。

③毎日の掃除

どの動物をペットにするとしても避けられないのが排泄や餌のカスなどのゴミです。掃除をしないと虫がわいたり、悪臭をはなちます。また、不衛生な環境で飼育していると生き物が病気になってしまうこともあります。そのため、毎日ゲージをきれいにして、エサや水を取り替えます。犬や猫であれば定期的にシャワーに入れなくてはなりません。

④騒音・部屋や持ち物の汚染

鳴き声を発する生き物であれ、そうでない生き物であれ生きている限り動くので音がします。特に慣れるまでは警戒心から吠えたり、大きな音を立てて威嚇をしたりします。近隣住民からクレームがくることも多いようです。

そして、部屋や私物もペットにはなにかわかりません。そのため、悪気なく破壊しますし汚染します。

大切にしていた時計のベルト、マウスの線、スリッパなどなんでもおもちゃです。また、鳥やハムスターは水浴びや砂浴びをしますので床や壁がびちゃびちゃになったり、ざらざらになったりします。

⑤いろいろお金がかかる

【医療費】

犬ならワクチンやフィラリアなどの内服、保健所への登録費用、避妊手術費用など。他の生き物であれば餌、トイレ物品、水道代、ゲージなどがかかります。最近では保険がありますが高いです。あくまで我が家(犬1匹、文鳥1羽、ウサギ1羽)の計算ですが、ペットがいなければかからなかった費用は年間約10万円以上です。このお金が12年ほど続けば、120万円になります。この10万円というのは飼育している生き物全てが若く健康で持病がない場合です。つまり最低費用です。年齢を重ねていくと右肩上がりの費用になるのは人間もほかの生き物にも共通しています。

【衣服・寝床】

我が家の犬は服や首輪なども好まないので、散歩に行くとき以外は2階の犬用のお部屋の中でハダカンボです。しかし、実家で飼っている犬は服やハーネスなど数種類持っています。犬の服はピンキリですが高い物であれば人間の大人の服が買えます。超小型犬の服と私のズボンは同じ値段です。そして、昨今の気温は犬や猫にも厳しいものがあります。寝床も接触冷感や保温性の高いものなど一昔前までは古着で済ませていたものもそうはいかなくなっています。冷暖房を常につけて温度を保ったり、夏用と冬用で寝床を替えたりとなかなかお値段がかかります。犬や猫だけではなく、これは小動物や変温動物を飼育する場合にも同じです。温度を上げすぎない、下げすぎないという工夫が必要になります。我が家ではスイッチボットを導入し、自動で生き物たちが過ごしやすい温度を調整してもらっています。

【雑費】

犬や猫であれば、トイレ用品は必須です。毎日交換しないと臭いや生態が踏みつけて汚染の原因になります。また、旅行に行くときに必要なゲージ、おやつなどもあります。また、魚類では水槽の正装用グッズやフィルターなども消耗品です。本当にちょろちょろと出費があります。

まとめ

ペットは飼ってからが本当のスタートです。買ってはい!終わりではありません。犬や猫なら10年以上のお付き合いになります。本当にできる?というのをしっかり考えてください。

ペットは我々に素晴らしい効果を与えてくれます。最後まで責任をもって良好な関係を作っていける人が増えたらいいなと思います!

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました