贅沢な食事といえば焼肉!でも食べた後になぜか下痢になってしまう人が多いんです。お祝いや特別な日においしいお肉を食べていても食べている途中や数時間後にお腹が痛くなっては、せっかくの焼肉の楽しさや美味しさが半減してしまいますよね。この記事では焼肉と下痢の関係性と予防策をご紹介します
産経新聞 https://www.sankei.com/article/20170819-PSH4CYHUYJJDTANMCIHOQ75VAA/
油の取りすぎ
肉はタンパク質じゃないの!?と思う方もいらっしゃると思います。もちろんタンパク質も多く含まれていますが、じつは、脂身が多いので脂質もけっこうな量含まれています。鶏よりもはるかに脂質が多いです。
鶏ささみ(皮なし)が100g当たり脂質が1.9gに対し、脂身の多い牛バラ肉は100gあたりの脂質が39.4gあります。その実約40倍です。
また、脂質は、3だい栄養素(糖質、タンパク質、脂質)のかなかで最もカロリーが高く消化に時間がかかるものです。
消化に時間がかかるという事は消化が難しいという事です。
下痢を起こす場合は十分な便が作られず水分の多い便ができること、腸蠕動(腸が動いて便を肛門の方へ運ぶ動き)が亢進することで起こります。
十分に消化できなかった脂質たっぷりの焼肉がお腹に大量に押し込まれると消化器系のキャパを超えてしまい、下痢が起こります。
酒の飲みすぎ
焼肉を食べて、ビールやお酒を飲んでという至福の時間を過ごされる大人も多いですよね。実は、アルコールも焼肉後の下痢の大きな原因です。
アルコールは腸管に炎症を起こします。嗜む程度であれば特に問題はありませんが、焼肉を食べるときは給料日や記念日、誕生日などなにかしらのイベントのことが多いですよね。そのため、御酒の量も普段より増えやすくなります。
アルコールは肝臓で分解されますが、その解毒作用のために油(脂質)の消化を助ける胆汁生成がおろそかになり、下痢を起こすことになります。
予防策
①野菜や米、スープをとる
私もそうなのですが、せっかくの焼肉だからと肉ばかり食べていませんか?
脂質の割合が高くなっていしまいます。白米やスープ、野菜(サラダ)などを間で食べることで緩和されます。また、野菜を最初に食べることで血糖値の上昇も穏やかにしてくれるので一石二鳥です。
野菜だからと食物繊維の多いキノコ類は腸を刺激するため、肉で疲れている腸には負担になるため辞めておきましょう。豆腐、お味噌、乳製品などは胆汁に依存しないので積極的に摂取しても問題ありません
②赤み肉を選ぶ
同じ肉でもカルビなのどは脂質が高いです。バラ肉やサーロインは100g当たり50gほど脂質がありますが、ランプやヒレは15g前後で約3倍違います。赤みの方が3倍多く食べれるという事ですね!(^^♪
そして意外なのが、ホルモンです。あれだけぷりぷりで網に炎がのぼることもあるので沢山油を持っているのかと思えば意外と脂質は16gほど(種類による)です。
横隔膜の筋肉であるハラミもホルモンよりらしいですが、こちらは20~25gとやや高め…私好きな部位なので少し悲しいです。
③飲酒量を調整する
アルコールについては以下の記事に詳しく書いております。飲みすぎないようにチェイサーを挟んで焼肉をお楽しみください
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最後に
これで下痢を気にせず思う存分焼肉を楽しめますね!最後はマウスケア&ブレスケアです
以下の記事に詳しく書いていますのでこれで本当に完璧です!
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