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漏れない、よれない、蒸れにくい多い日におすすめ生理用品3選と生理用品の交換忘れで起こる怖い病気

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ナプキン選び、おすすめがどれかわからない!蒸れたり漏れたりしないのはどれ?この記事では、月経過多の看護師がいろんな生理用品を使って選び抜いた、おすすめの多い日用、夜用ナプキン、タンポンの使い方をご紹介!意外と知らない生理用品の交換のタイミングも一緒に学びましょう!

生理が重い・経血量が多いの定義

日本産科婦人科学会より参照: https://www.jaog.or.jp/qa/youth/qashishunki5/

【正常な生理期間と量】

経血量…20g~140g(覚醒時:約3時間ごとにナプキンを交換すればよい位の量)

血の塊…普通はなし(1,2回であれば問題なし)

月経期間…1週間前後

生理周期…25日~38日(約6日前後するのは問題なし)

月経障害…なし~軽度(痛いけど動ける)

生理についての詳しい話は以下の記事で書いています。

看護師が教える一番簡単な生理の話 女性も意外と知らない生理のあれやこれ

【経血量が多いという人の特徴】

・140g以上の出血(多い日用のナプキンが1時間ちょっとでダメになる)

・8日以上の月経期間がある

・レバーのような血の塊がよく出るのも経血量が多い(1日に何度も小豆大の固まりが出る)

おススメの生理用品

私は紙ナプキンユーザーですので、ここでの紹介は紙ナプキンに絞ります。布ナプキン派の方もいらっしゃると思いますが量が多いので布じゃ怖いので使っていません。あと、洗うのがめんどくさいという理由です。

① センターイン コンパクト1/2 多い昼用 羽つき 22枚〔生理用ナプキン スリム〕ユニチャーム

量が多いという事は出先でほかの人よりもナプキンの交換頻度が高いという事です。

持ち運ぶナプキンの量もほかの人より多いです。そんな時に便利なのが、こちら!!

ホントに薄い!そしてちゃんと吸収してくれていますそして、肌荒れしません

安いモフモフしたナプキンを使っていた時は、経血の多さとナプキンによる蒸れ、摩擦で陰部が赤く腫れて痒かったのです。しかし、このシリーズのナプキンに変えてから陰部のトラブルはなく過ごせています。これだけ薄く吸収性もいいので他の紙ナプキンよりも少しお値段はしますが、値段以上の働きをしてくれます。

そして、このシリーズは香り付きもあり、めっちゃいい匂いです。生理中のあの嫌なにおいを少しやわらげてくれます。

※こまめに交換しないと経血の匂いと香料が混ざって「オエッ」となります

1日目~2日目の死んでしまうのではないかという思うほどの出血時はこれとセットでタンポンを使用して私は乗り切っています。

②ソフィ 超熟睡ガード 420 10枚×2個(くるっとテープつき)〔生理用ナプキン 夜用〕

これは、夜用ナプキンのオススメです。すべてスリムシリーズだと少し値段が…という場合は寝るときだけ少しコストが安いものを選んでみてはいかがでしょうか?

薬局だとユニ・チャームのコンパクトシリーズよりもソフィ腸熟睡シリーズの方が安いことが多いです。なので私はこっちを使います。夜だけなら陰部トラブルも防げています。

ただ、コンパクトシリーズよりもゴワゴワしますので合わ隙間から漏れやすくなります。スリムシリーズの方が薄いのでゴワゴワした感じはなく過ごせます。が、なにせ薄いので夜中ドバっと出たときちょっと不安です。

③ソフィ ソフトタンポン スーパープラス 特に量の多い日用 25コ入(unicharm Sofy)

タンポンって意外と簡単に入れれるんですよ。膣内に挿入して中身を押し出すだけで固定できます。

最初はなれませんが、入れることができれば漏れの心配がかなり軽減されます

タンポンは入れる途中で人によっては痛みを感じますがそこを通過すれば痛みなく挿入・設置できます。なれれば片手で、ナプキンを付け替えるより素早く取り換えることができます。早打ちのガンマンになった気分です(笑)

私も最初痛くてこれ以上は入らないと思い、そこでタンポンを設置したのですが、その方が痛かったので、皆さんは是非しっかり入るところまで入れて下さい。ソフィさんから分かりやすい動画が出ていたのでリンクを貼っておきます

生理用品の交換忘れで起こる怖い病気

その生理用品にも「最長時間」というのが記載されています。これは、もちろんその生理用品が経血を吸収できる時間を示しています。

しかし、8時間だから8時間つけていてもいいというわけではありません

ナプキンとタンポンそれぞれに病気になる部分があるので順番に書いていきますね。

①ナプキンの交換をさぼって・忘れて起こる病気

多くの女性は、朝起きて会社や学校に行く前に1回、昼休憩に1回、仕事終わりに1回、入浴後に夜用ナプキンに交換して終わりというのが多いのではないでしょうか?

しかし、これでは、外陰炎という病気になりやすくなります

ナプキンで摩擦や蒸れが起こり、陰部が痒くなったり、赤く腫れたり少しヒリヒリするような痛みが伴う状態です。

忙しいとついつい交換ができないからと、日中でも夜用ナプキンをつけっぱなしにしている人もいますよね?(私です)

急ぎの仕事や、緊急入院やオペなどで自分のナプキン交換より早く仕事を終わらせたいという気持ちもとっても分かります。

が、しかし。できるなら、2時間に1回はナプキンを取り換えた方がいです。

経血量が少なくなってくる4日目以降は「まだそんなに血ついてないし、次でええか。」となりがちですが、

ナプキンの交換のタイミングは経血量ではなく”蒸れ”です

この蒸れを重要視する理由は、雑菌が繁殖しやすいからです

膣内から経血が流出し、すぐそばには尿道、肛門があります、普段は通気性の良い下着を着けている人でも、生理中はどうしてもナプキンを装着しなければなりません。

陰部の暖かさや蒸れによる湿度は雑菌が繁殖するにはもってこいの場所なんです。そのため長時間同じナプキンを着けているのは、雑菌の養殖をしている状態に近いです。

女性なら誰しも嗅いだことのある、あの生理中の独特の匂いは経血ももちろんですが、ほとんどが群れて陰部にこもった臭いなんです。

なので、交換ができない就寝時は、眠る直前に交換し、朝一番で交換しましょう!

②タンポンの交換をサぼって忘れて起こる病気と対策

タンポンはナプキンよりも雑菌が繫殖しやすいものです。理由は、膣内に直接挿入しているからです。膣内に直接挿入しているタンポンが原因で起こる病気としては、膣炎が挙げられます。

膣炎とは、名前の通り、膣が炎症を起こすことを言います。

症状としては、膣内の刺激痛、かゆみ、炎症により赤みを持ったり、帯下(おりもの)が増えたり黄色や緑のような風邪をひいた時の鼻水のような色に変わるなどが挙げられます。

膣内は、外陰部よりも体温が高いため、より一層雑菌が繁殖しやすい環境です。

トイレに行くタイミングで必ず交換しましょう。尿や便をした後はタンポンの紐が濡れたり汚れたり不潔になります。この紐を伝って菌が膣内にあるタンポンを目指すことも少なくありません。(上行感染)

就寝中にタンポンの使用を勧めるものも多いですが(さっき参考にと載せた動画にもあった)、医療従事者としてはおすすめしません。実際に婦人科の医師も就寝時はタンポンや月経カップの使用は勧めないと言っています。

海外では膣内挿入型の生理用品の交換を怠ったため膣内で発生した菌が腰から下の神経に侵入し下半身不随になった人もいます。

そのため、就寝時はナプキンのみで膣内には何も入れないようにしましょう。

それから、産婦人科の先生から聞いたのですが、タンポンを入れたことを忘れたまま数週間放置し、炎症と悪臭がすごい患者さんもたまに来られるという話がありました。結構産婦人科医あるあるらしいです。タンポンを入れたら忘れずに、必ず取り外してくださいね。

まとめ

生理が重いと服装や、行動いろいろ制限がかかるので深いですよね。

特に、経血量が多い人はそうでない人よりもナプキンもタンポンもこまめに変えなきゃいけないし。

生理痛やこれでも血が多いという人は低用量ピルでの治療も考慮してみてください。私は低用量ピルで少し良くなりました。

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そんな悩みを公にもできず…本当に大変ですよね。

今回は私のオススメ生理用品でしたが、よければ試してみてください。そして、必ずこまめな交換をしてください。陰部の病気って人に言いにくいし、医者行くのも少し恥ずかしいですよね。予防できることは予防していきましょう。

たばこ休憩があるなら、ナプキン休憩とってもいいじゃないという気持ちでササッと交換してください!

以下に関連記事を載せておきます

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