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一般の方、看護学生向け!いつの間にか脱水にご用心!体内の必要水分量と脱水について学ぼう

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冬になると寒くなり、汗をかいたりすることが減ると必然的に飲水量も減っていませんか?「汗をかいていないから」と言っても人間は生きているだけで1000ml~1500mlの水分を失っています。体内の水分量が減ることで乾燥や既病の悪化を誘発してしまうかも!?なぜ意識的な水分摂取が必要なのか根拠を見ていきましょう。

注意:画像の使用は個人的な範囲に限ります無断転載、自作発言は対処させていただきます

年齢別体の水分量

人間とひとくくりにしていても年齢によって細胞に必要な水分や細胞内に含まれる水分の量は異なります。以下の図で覚えていってください。

赤く囲っている%とオレンジで囲っている%の違いは、いつの間にか脱水になりやすい傾向が高いかそうでないかを示しています。

いつの間にか脱水になりやすい年代の特徴

後に詳しく書きますが、医療人ではない限りここだけ抑えてもらえれば結構です。

新生児、小児、高齢者は「のどが渇いている」という信号や「体の中の水分のバランスが変わっている」というのを感じ取ることが未熟または鈍感になっていることが原因です。

そのため、成人に比べて飲水量が減ったり、必要な水分量を確保できなかったりでいつの間にか脱水になっているという事です。

人間の体はホメオスタシス(恒常性)と言われ常に体の中を一定にしようとする働きがあります。様々なトリガーがありますが、喉の渇きや水分を取ろうと思うにはこのトリガーが正常に作用していなければなりません。

細胞内液と細胞外液

うるのん https://ulunom.tokai.jp/column/detail/219

ココを抑えるにはまず、体の中にある、浸透圧について学びましょう。さきほど図解したものをより詳しく見ていきます。体の中の水分の割合をより細かくしたものです。

体重が60kgの成人の場合、全体の体液量は36kg。細胞内液:24L 細胞外液:12L(乾漆液:9L血漿:3L)となります。

新生児と成人では細胞内液と細胞外液の割合が異なるのもポイントです。この細胞内液、細胞外液をもう少し掘り下げます。

  • 細胞内液はその細胞の働きに関与する
  • 細胞外液は循環(血液)に関与する

と覚えてください。深く掘れば掘るほど分からなくくなり複雑化するので臨床で必要なのはこの2点だけです。さて、これを知ったうえで喉が渇くメカニズムを見ていきます

喉が渇くメカニズム

汗や尿、排便などで体重の1%程度の水分が失われるだけでも、体内の浸透圧は上がるようになっています。そうなると、人は喉の渇きを覚えるのです。

また、喉の渇きは、大量の細胞外液を失ったときにも生じやすくなります。細胞外液量の10%程度の減少で、喉の渇きが起こることがわかっています。

ただし、通常の生活を続けている場合、ここまでの体液は失われません。そのため、喉の渇きが生じる原因は、どちらかといえば浸透圧調節系によるものだと考えられています。

ここで出てきました。浸透圧系。ここも抑えておきましょう。

浸透圧とは

細胞膜や毛細血管壁、尿細管壁などは、水分、無機塩、アミノ酸、単糖などの低分子物質は自由に通過できます(半透膜(はんとうまく)としての性質があるため)しかし、タンパク質などの高分子物質は通過できません。→小さくて軽いものは細胞内や細胞外を自由に行き来できるということ

液体に溶けている物質は、濃度の低いほうから濃度の高いほうへ移動する性質があります。そのため、半透膜を挟んで2種類の濃度の液体が存在すると、低分子物質はいつのまにか高濃度のほうへ移動し、両方が同じ濃度になってしまいます。(ホメオスタシス=恒常性が働くため)

この時、濃度の低いほうから高いほうへ向かって低分子物質が移動するために圧がかかります。これを浸透圧といいます。

看護roo!より引用 https://www.kango-roo.com/learning/3809/

つまり、喉が渇くには以下の条件があります。

  1. 体全体の水分量が減っているためそれを補完しようとする
  2. 細胞外液の濃度が高くなり、その濃度を元の濃度に戻すために水分をとって薄めようとする

これらを感知するのが未熟/衰えることで必要な水分確保が遅れてしまい、いつの間にか脱水になってしまいます。

では、次は脱水の種類を見ていきましょう。ここまで学んだ方には水がなくなるだけが脱水ではなく、浸透圧や体の恒常性が関与していることが理解できています。脱水についてもう少し深めることでアセスメント力を強めていきましょう。

一次脱水(水欠乏性脱水)=高張性脱水

【原因】

汗をたくさんかいた、薬剤の影響で尿が沢山出た、下痢や嘔吐が止まらないなど体の中から純粋な水分が抜けていくことで起きる脱水です。

【体の中で起こっていること】

  • 細胞外の浸透圧が上昇=細胞内の水分が細胞外に出ていく(血液量を確保しようとする)
  • 相対的に細胞外の浸透圧が上がり、血管内のNa濃度が濃くなる
【症状】

口渇(喉が渇くこと)、体温上昇(エネルギー生産時に作られる水と二酸化炭素が体から出すの力が衰えるから)、尿量の低下(脱水を体は危惧しているので出そうとしない)、皮膚の乾燥

【対応】

飲水促し

二次脱水(Na⁺欠乏性脱水)=低張性脱水

【原因】

汗や下痢、多尿で水分が出ていったため水分のみをとったことで起こる脱水。電解質(Na K Cl Mgなどのこと)が薄まってしまうために起きる。まら、ヤケドなどで細胞内外の組織水分が破壊された場合もこちらの脱水となる。

【体の中で起こっていること】

  • 細胞内の水が細胞外に入っていくため細胞外の電解質が薄くなる(塩水が薄くなるイメージ)
【症状】

電解質バランスが崩れるため、口渇などではなく、嘔吐、頭痛などの神経症状が出てきます。(熱中症のような症状)

【対応】

飲水だけではなく電解質の補正(必要時輸液、ビタミン剤なども投与して電解質バランスを補正する)

余談ですが、補液は0.9%の生理食塩水と5%ブドウ糖液が体と等張なため負担なく吸収されやすいです。

混合性脱水=等張性脱水

【原因】

水分、電解質共になくすこと。症状、対策はほかの脱水と同じようなもの。

1日の人間の水分出納

「いや、まて!おしっこやウンコでそこまで脱水になるはずがない!」「ご飯の時にお茶飲んでるもん」と思っている人に教えましょう。生きているだけで失われる私たちの水分について。

まず、人間の排泄や水分補給の大切さについては以下の記事で詳しく書いていますので参考にしてください。ちなみに、ジュースやコーヒーを水分と見ている人は絶対読んでくださいね

日本ではタダで手に入る水!美容、健康すべてに通ずる魔法の飲み物の効果

1日の水分出納表は以下の通りです。

摂取水分量(ml/日)排泄水分量(ml/日)
飲水量:1200尿:1500
食物中の水分:1000糞便など:100
燃焼水:300不感蒸泄:1000
合計:2500合計:2600

ちなみに、不感蒸泄量は体温調節には関係しません。生きているだけで勝手に蒸発する私たちの水分です。諸説ありますが大体1000ml前後とされています。高齢になれば若者に比べて不感蒸泄量も減りますので術前術後、老年期の患者様へのアセスメントするときはきちんとそこも加味しましょう。

脱水のアセスメントで必要な視点

ここを読むのは一般の偏りは医療者の方向けですが、自分の家族がもしかしたら隠れ脱水かもと思うときは以下のことを見てみてください。

一番わかりやすいのは肌です。お年寄りのお肌は新生児に比べてかなり乾燥傾向にあります。水分保持量が30%ほど少ないにしてもです。

よくあるのが、排泄の介助や入浴の介助hに着いた時にズボンや上着を脱がした瞬間にファサァ~っと白い乾燥した皮が舞い上がることがあります。こんなこと子供や成人ではありえませんよね?そのような場合、皮膚のバリア機能も低下し、ケガの原因にもなりますので、適切な飲水量の確保と保湿をしましょう。

まとめ

いかがでしたか?ここまで読めばもういつの間にか脱水について完璧ですね!

人間は生きているだけで2L以上の水分がうしなわれていきます。そのため、意識的に水をとるようにしないとあっという間に潤いが消えてしまうのです!

特に高齢者や小さな子供はこのことに気づきにくいので、しっかりと声をかけて必要性をつたえてあげてください

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