
性行為をするにはリスクが高すぎる性器の見分け方を知っていますか?女性は男性に比べて性感染症になっても無症状期間が長いため気づかないことが多いです。そして、そのまま、あなたとセックスをして最悪なプレゼントをもらうことも多いです。性感染症から自身を守る為、愛するパートナーに受診を勧めるためにも知識を付けましょう。
代表的な性病
性病の定義
性病は陰部に感染するものだけではありません。病原菌が含まれるのは、唾液、血液、愛液や精液などの体液からの感染があります。つまり、挿入時だけではなく、キスやフェラ、クンニなどのオーラルセックスでも感染するのです
①クラミジア
クラミジアは日本で最も感染症の多い病気の一つです。
女性の場合、おりものの増加、下腹部の痛み、不正出血といった症状が一般的です。しかし、女性は、感染していても無症状の場合が多く、気が付かないうちに病状が進行する事があります。初期症状のおりものの増加が最初ですが、生理周期によれば帯下が増加する時期もありますので、見逃しがちです。
また、性行為をする時も愛液と帯下を見分けられる男性は少なく、「いっぱい愛液がでた!」と喜んでしまう方も多いです。女性はひっそり「それ…愛液じゃない…」と思っていることでしょう。
女性の方は、ずっとおりものが多いのが続くなと思ったら病院に行きましょう。抗生剤の内服で改善します。
男性の代表的な症状は尿道の違和感や排尿痛などの症状が出ます。しかし、こちらも無症状のことも多いです。
無症状ならほっといてもいいんじゃない?
と思った人は自分のムスコや自分のおまた、未来の子孫に謝ってください
では、ほっておくとどうなるのでしょうか?

男性の場合、放置しておくと精巣上体にクラミジアが侵入し、睾丸全体が膨れて痛みだします。そして、男性不妊の大きな原因の1つです
女性の場合、進行すると子宮頸管炎・子宮内膜症・卵管炎・骨盤腹膜炎といった病気を発症します。これらの病気は女性も不妊に繋がります。そして、妊娠中にこの病気が進行すると流産、早産、子宮外妊娠の原因になります
ちなみに、この病気は肛門を使用した性行為でも感染します。
感染の潜伏期間
数日から5週間程度と幅があります。感染が考えられる時間から24時間たてば精密検査を受けることが可能
①´咽頭クラミジア
80%以上の人は気づきません。喉の痛みや咳などが代表症状です。抗生剤の内服で治療が可能です。
②カンジダ
女性に多い病気で、男性の発症率は少ないです。しかし、移りますので男性も知らぬ存ぜぬでは危険です。そして、この病気の原因は菌やウイルスではなく、真菌(カビ)です。
男性に特徴的な症状として、尿道の違和感、かゆみ、尿道炎(排尿時や性交時の痛み)があります。また、皮膚の症状であれば、亀頭部のかゆみや乾燥、赤み、ただれ、分泌物が出るなどがあります
※包茎の方は特に雑菌が溜まりやすく亀頭部分の湿度も高いため、真菌が増殖しやすいです。そのため、包茎でない方に比べて、カンジダにかかるリスクが高いです
女性の代表的な症状として、性器周辺の痒みや発疹、粘度の高い白いヨーグルト状のおりものの増加があります。また、排尿時性や交時に痛みを感じる方もいらっしゃいます。
感染の潜伏期間
潜伏期間は1日~1週間前後です
性交渉をした後に症状が出たときはパートナーと共に一緒に受診しましょう。
この病気、実は私かかったことが何度かあるんです。
しかも、セックスしていない時期に
この病気、女性の4人に3人が一生に一度経験する病気なんです。
ここまで大勢の女性が罹患するということは、原因は性行為だけではありません。
私の経験ですが、ある日突然「メッチャおまたが痒い!!!」とおもいました。蒸れて痒いのか?と思いましたが痒みの程度が比じゃない。また、痒みが持続する…もしやと思いおりものを見てみると、ぽろぽろと真っ白なおりものが沢山…
その瞬間に病院に行きました。案の定”カンジダ”の診断がでました。膣内に入れる抗真菌薬と、外陰部に塗る軟膏が処方されで治りました。
では、なぜ私はカンジダにかかったのでしょうか?
そう、原因は簡単。免疫機能の低下です
疲れやストレスで免疫力が低下すると、カンジダが急激に増加し、強い痒みやおりもの、変な臭いを発生させます。
また、便秘の人は腸内にカンジダが増えやすいです。排便後はうしろから前へ拭かないようにしましょう。
ぴったり過ぎる下着、蒸れやすい下着はカビが繁殖しやすくなるため避けましょう。
参考:マイナビウーマン https://woman.mynavi.jp/article/160630-23/
③トリコモナス
これは虫が原因で引き起こされます。虫が性器に寄生し症状を発生させます。
感染後も自覚なく経過する人は全体の約20〜50%です。しかし、症状が出ると女性でもわかりやすいものが多いです
男性の場合、尿道の痒みや不快感、微かな排尿痛、微量な尿道分泌物が出るなどが挙げられます
女性の場合、異臭の強いおりものの増加や膣やその周辺のかゆみ、下腹部痛などが出るとあります。そして放置すると子宮内膜症、不妊、卵管炎などを引き起こします
潜伏期間は男性の場合10日前後、女性の場合は5日~14日前後と男女差があります
抗原虫剤の内服、膣錠(女性の場合)で治療します。しかし、この薬は絶対に飲酒してはいけません。アルコールのせいで、吐き気や腹痛、頭痛、動機などの症状が現れます。
④性器ヘルペス
口周りにできる方も多いのではないでしょうか?
始めて感染するとより強く症状が出るのが特徴です
男性の場合、口腔、陰部、肛門などに症状がでます。赤茶色の水ぶくれや、神経痛を伴う場合があります。
女性の場合、口唇、膣周辺や肛門付近の粘膜、お尻や太ももなど周りの皮膚、また膣内、子宮頸管、膀胱に感染します。症状は痛みを伴う小さな水泡が沢山できます。感染した部分が腫れ、発熱することもあります。中には、痛みで歩くことさえ辛い場合があります
感染の潜伏期間
潜伏期間は5~10
そして、このヘルペスウイルスは一度感染すると腰仙髄神経節などに潜伏感染します。
つまり、口唇ヘルペスと同様で、疲れやストレスなど条件が揃えば再び性器周囲に赤く腫れた水泡を作ります。ウイルスを完全に殺すことはできませんので、症状が出てくるたびに抑えるしかありません。
小さな水泡や痛みがあるときは性行為をするのは控えましょう。症状がない時は相手にうつす心配は少ないので性行為をしても特に問題はありません。
性器ヘルペスの60%~70%は再発(2回目以降の感染)ですので、再発防止が重要です。ちなみに、男性は25歳から39歳までに最も多く罹患し、女性は25歳から29歳が最も多く罹患します。
口唇ヘルペスがる人とオーラルセックスをするとうつるのか?と思いますよね。
ヘルペスはⅠ型とⅡ型に分類訳ができます。Ⅰ型は口唇ヘルペス、2型は性器ヘルペスに多いとされています。つまり、口唇ヘルペスがある人と性行為をしたからと言って100%罹患するわけではありません。
予防策とまとめ
- 性病は若年層に多く、無症状なことが多い
- 症状が進行すると男女共に不妊や陰部、臓器の炎症を引き起こすことがある
- 不特定多数の人と性行為をすると性病に感染するリスクが上がる
- コンドームの使用でリスクを低下させることができる(100%ではない)
セルフチェックできる安心サポート
こちらです!!さくら検査研究所は自分でさっと採取して、郵送するだけ!誰にも知られずに検査ができちゃいます!詳しくはこちらの記事で書いています(誰にも知られず性病検査、郵送で完全非対面!創業23年の安心全技術!)
コメント