頭痛持ちの方必見の話題です。頭が痛くてイヴやロキソニンなどの解熱鎮痛剤を使う人も多いですよね。私もその一人です。しかし、頭痛の原因の70%は肩こりから来ているんです。薬を飲むという対症療法をやめて、原因から解決していきましょう!
では、本日のラインナップです
緊張型頭痛の原因
上の図を見て下さい。これは、慢性的な頭痛に悩まされる人達の頭痛の原因について調べたものです。頭痛持ちの人に多いのが、肩こりです。慢性的な肩こりを抱えている人は、頭痛を併発している人が多いです。
では、なぜ、肩こりと頭痛が関係するのでしょうか?
緊張型という事もあり、なにかが緊張することで起こっています。
そうそれは、頭の周りや首の後ろから肩、背中にかけての筋肉です。体のパーツは繋がっています。特に僧帽筋、広背筋など肩や背中周囲の筋肉は大きいため、緊張すると影響をもろに受けるのです。
緊張するというのは、つまり筋肉の柔軟性が失われて硬く、動かない状態になります。
筋肉が固くなってしまうと、血流が悪くなるので、代謝も悪くなります。つまり、首、肩、頭、と不要な物質や、老廃物がたまりやすくなります。その溜まった老廃物が神経を圧迫して頭痛が起こるのです。
機序はこうです。
①筋肉が緊張する
②血液の流れが滞る
③溜まった老廃物が神経を圧迫する
④頭痛が起こる
緊張型頭痛の症状
以下の症状に当てはまる人は、緊張型頭痛だといえます。それ以外の症状がある場合は、片頭痛や群発頭痛など別の頭痛です。
- 後頭部を中心に首筋、頭の両側にかけて締め付けられるような感覚
- 頭に重たいものが乗っているような感覚
- 眩暈
です、多くの方が「うわ、これ私(僕)じゃん」となりますよね。私も仕事が続いた時、同じ体勢でTVやパソコン作業をしていた時にこんな症状の頭痛が起こります。同じような時に頭痛がある人は緊張型頭痛もちですね。
緊張型頭痛の解消方法
原因が分かれば、対処は簡単です。
筋肉が緊張し、血液の流れが滞り、溜まった老廃物が神経を圧迫するという事は、筋肉の緊張を解し、体を温めて血流を良くすればいいのです。
1.軽い運動をする
筋肉を動かすと筋肉は柔らかく柔軟性を帯びます。また。血流もよくなるため老廃物を流すことができます。あまりハードな運動だとかえって筋肉が緊張してしまうので、肩や腕を回したり、筋肉を収縮させることを意識してストレッチをするのをおすすめしておきます。
※失敗談ですが、運動したらいいと思って肩や腕のトレーニングをしたら筋肉痛で更に可動域に制限がかかり、肩こりと頭痛が悪化しました。
2.お風呂で温まる
シャワーではなく、湯船に浸かることで水圧も加わりより、筋肉をほぐし、血管を刺激することで血流をよくすることができます。
お風呂のすごい効果については以前こちらの記事で記載しております。
3.プロに揉んでもらう
自分でできることをしても改善しないときは、一度整骨院に行ってみましょう。
ここで注意なのが、安いからと「あんま2980円!」みたいなところにいかないことです。なぜなら、揉み返しが来る確率が高いからです。
きちんと資格を持っている人にやってもらって下さい。痛い所が増えます。
まとめ
以上が日本の頭痛の70%を占める緊張型頭痛でした。もし、それでも頭痛が続く、めまいが強くなるという場合は一度受診してみましょう。
頭痛は放っておくと、脳卒中や高血圧、メニエール病など「ただの頭痛」では済まないことがあります。
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