COVID / 健康

PCR検査ってどんな検査?PCR検査の仕組みと注意点を簡単に解説!

参考:PCRとは https://www.roche-diagnostics.jp/ja/general/pcr/pcr_1.html

2019年に新型コロナウイルスが流行してから、最もポピュラーで確定診断としての信憑性も高い検査がPCR検査です。政府がPCR検査の無料化を実施しあちこちで行列ができています。

では、そのPCR検査がどのようにコロナウイルスに感染しているかを判断しているのか、検査を受けるときの注意点についてかいていきます。

では、本日のラインナップです

PCR検査の検体

PCR検査の仕組み

プライマー

検査の注意点

PCR検査の検体

PCR検査の検体として用いられるのは

  • 唾液
  • 鼻の粘膜
  • 喉の粘膜

です。なぜ、鼻水や、痰、血液ではなく、わざわざ綿棒を鼻の奥に突っ込まれてオエオエいうような鼻や喉の粘膜が選ばれるのでしょうか?

その理由は簡単です

コロナウイルスが沢山いる場所だから

感染していたかどうかを調べる場合は、血液検査でも構いませんが、「今、コロナウイルスにかかっているかどうか」を見るのは、鼻や喉の粘膜または唾液でないといけません。

以前、PCR検査やLUMP法の違いについて簡単にまとめた記事がありますで、ちらも参考にしてください

PCR検査の仕組み

唾液や鼻の粘膜、喉の粘膜からコロナウイルスを採取した後の話です。

どのように新型コロナウイルスに罹患しているか判断しているかを分かりやすく解説していきます

PCR検査の正式名称は、Polymerase Chain Reaction。直訳すると「ポリマー鎖の反応」です。なんのこっちゃって感じですよね。正直、看護師をしていてもDNAやRNAなど細胞の話になってくるとややこしいです。

どんな反応を見ているかというと、DNAポリメラーゼという酵素の働きを利用して、コロナウイルスを増やし、検査で見つけられるようにしています。

もっとざっくりいうと。

DNAポメラーゼ(酵素)を利用してコロナウイルスを増殖させて、感染しているかをより明確にしています

では、どやってコロナウイルスを増殖させているのか…

それは、DNAポリメラーゼとプライマーという専用の薬品と検体を混ぜ合わせて倦怠専用の機械の中で冷やしたり加熱したりして増殖させます

プライマー

さて、新しい単語プライマーが出てきましたね。

みなさんは、髪の毛にパーマを当てたことがありますか?パーマを当てるときは、髪の繊維をほどくためにの薬品を使います。このプライマーも同じようなものです。

DNAは2重らせん構造と言って二つの鎖が以下の図のようにクルクルとらせんを巻いています

DNAのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

プライマーと酵素を混ぜて温めると、2本の鎖がほどけて、1本の鎖になります。

そのあと再び冷やすと、1本になった鎖がプライマーと結合します。

そして再び温めるとDNAポリメラーゼの働きで、DNAが合成されて2本鎖のDNAが出来上がります

まるでお菓子作りのように、温めて冷やしてひっつけてばらしてとなっていきます。

これを何回も何回もしていくと、最初はたった2つだけの鎖が、35回このサイクルを繰り返せば2の35乗ということになり非常に大きな数になります。

そのため、ある程度のウイルスが手に入れば、それを35乗してしっかり増殖させて正しい検査結果を見ることができます。

検査の注意点

検査を受ける上の注意点はいくつかあります。

  1. ある程度のウイルス量がいる
  2. 検査の1時間前は味のついた飲み物や摂食を避ける
  3. 検査後の異物感や鼻血

1.ある程度のウイルス量がいる

検体を薬品や酵素と混ぜて増殖させますが、元の数が少ないと正しい判定が出しにくく、陰性となる場合があります。

2. 検査の1時間前は味のついた飲み物や摂食を避ける

これは、私が検査を受けるときに医者から言われたことです。正しく検査をするためにウイルスの量を確保しなければなりません。口腔内が食べ物や飲み物(水やお茶は可)で汚染されていると検査結果に支障が出るそうです。

3.検査後の異物感や鼻血

鼻や喉に綿棒を突っ込んでぐりぐりされるので、粘膜が弱い方、血液をサラサラにする薬(抗凝固剤)を飲んでいる人は注意して下さい。鼻血が出た人もいました。綿棒で喉の奥や鼻の奥をぬぐうので検査後、異物感や違和感を感じる人も多いです。

投稿者

red.crow0915@gmail.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください