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【前戯をする動物はいるのか】人間と動物のセックスの違いについて考えてみた

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セックス
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はい、どーも、とびらです!

今日は先日読者の方からいただいた話題を掘り下げていこうと思います‼

この話を掘り下げようと思った理由はうちの犬が足に腰を振りつけて来るのを見てふと思ったのです。
こんないきなり本番スタートはメス側はすごく大変じゃないか…痛くないのか…動物には前戯がなくても問題ないのに人間のセックスでは前戯がないと本番なんてあるはずないと。

と言うことで今日は動物と人間のセックスについて掘り下げようと思います!

人間と動物のセックスの違い

動物と人間のセックスには多くの違いがあります。

  1. 相手の同意の有無
  2. セックスをするときの意志の有無
  3. 目的が違う
  4. 文化の有無

では、順番に解説していきましょう

1.性的欲求の表現方法 動物は本能的に性的欲求を表現しますが、人間は社会的な規範に従い、相手の同意を得てから性的な行為を行います。


人間と動物の違いは相手の同意を得るか否かです。
人間は「この人となら」とお互いに合意がないとセックスをしません。性的な興奮を抑えられずそのまま行為に移ってしまうのは動物的な衝動のままという事になります。

しかし、動物は相手の同意を得る必要はありません。その理由は後述していきます。

2.人間は自己決定的 人間は自己決定的な存在であり、自分の意志で性的行為をすることができます。しかし、動物は本能的な行動に従うため、自己決定的とは言えません。

温かくなると昼夜問わず猫が「ニャァァァッァァァァッァ」と激しく鳴いているのを聞いたことがある人は多いはずです。これは、日照時間が伸びて発情期が訪れるからです。温かくなり、食べ物が豊富になるなる時期は子孫繁栄にぴったりなのでこの時期に合わせていつでも、どこでも生殖活動を行うのです。

人間もホルモンバランスや生活習慣で「ムラッ」とすることがありますが、その欲望に従いどこでもいつでも…という事はないですよね?家に帰ってから、明日は朝が早いから今日はしない。と自分の意志で決めることができます。

3.意味や目的が異なる 人間の場合、セックスは愛情表現や子孫繁栄の手段としても使われますが、動物の場合、セックスは単に生殖の手段としての機能が強いです。

人間の場合、コミュニケーションや商売道具としても利用されます。そこにあるのは生殖活動と言うものではなく「愛情を確かめる」「金銭をもらう」など生殖活動以外の目的です。

動物は「愛を確かめる」「金銭をもらう」などの目的はありません。子孫を繁栄させるという目的一つです。よく、動物を特集したテレビ番組では「愛情表現をしています」「親子の絆です」というナレーションが入りますが。愛と言うよりは「子孫を残す」というDNAに刻み込まれたから生まれる行為です。犬など人間と古くから付き合いのある動物は信頼を示すことはありますが、基本は本能です。うちの犬もはっきり上下関係を理解しています。

4.人間は文化的背景によって異なる 人間の場合、文化的背景によって性に対する態度や行動が異なりますが、動物の場合、種によって異なるだけで、文化的背景によって異なることはありません。

人間でも地域や人種によってセックスにかける時間や方法が異なります。アフリカの一部地域ではセックス=生殖行為となっており、草むらなどで5分以内で済ませる地域があります。これはその地域の文化です。反対にポリネシアン地方では「ポリネシアンセックス」と言って1週間かけてセックスをする地域もあります。ポリネシアンセックスは性的なつながりではなく、精神的つながりを重視するための行為です。

以上が、動物と人間のセックスの違いです。

セックスにかける時間の違い

大きな違いとして人間と動物とではセックスにかける時間が異なります。

動物の場合

動物は、繁殖のために必要な性的行動を本能的に行います。そのため多くの動物が数十秒~数分ですべての行為が終了します。また、動物は前戯の必要がありません。理由としては、繁殖を目的とする性的行動は、単に生殖器官を合わせることで完了します。動物の行動は、短時間で効率的に繁殖を行うことを目的としています。

また、動物は本能でセックスをしているため自分の行動について自覚していません。つまり、自己の快感を追求することもありません。同時に、動物に複雑な感情や社会的な要素がないため、前戯が必要ないのです。

加えて、動物たちは野生下で常に命の危機と隣り合わせで生きています。行為中に襲われてしまえば種の存続にかかわる大事態です。そのため非常に短時間でセックスを終了するようになっています。

人間の場合

一方で、人間は複雑な感情を持ち、自分自身やパートナーの快楽を追求することができます。そのため、人間は前戯が必要となります。感情や前戯が必要な人間の平均的なセックス時間は30分ほどとされています(年齢や地域によって差は大きくあります)。参考サイトはこちら

さらに、人間は性的行動において愛情表現や親密さを求めることもあります。そのため、前戯は相手との信頼関係や親密さを高めることにも役立ちます。

まとめ

余談ですが、人間にあって動物にない器官の代表に陰核(クリトリス)があります。陰核は器官としてとくに何かを分泌したり消火したりと言う機能はなく、性的な快楽を得るためだけにある器官です。この器官の存在が動物とわれわれ人間のセックスに求めるものの違いを示しているような気がしてなりません。

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