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看護師経験しかない私が始めた人生のあがき~貯金をやめて積立てNISAを始めた話②~

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お金の勉強
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はい、どーも、とびらです!

副業禁止の医療機関で、看護師しかしたことがない私。適応障害でうつ病と睡眠障害を併発して人生に半ば絶望していました。 知識0、軍資金15万円で英語知識の習得、プログラミング、中国せどりを開始。そんな踏んだり蹴ったりの私の奮闘記。第3弾の後半戦は貯金から投資を始めた話をご紹介します。

前回の記事(看護師経験しかない私が始めた人生のあがき~貯金をやめて積立てNISAを始めた話①~)で後半戦では以下のことに触れていくと書きました!

次回の記事では積立NISAで何を買っているのか。どのくらい増えたのか。デメリットなどもご紹介していきたいと思います。

看護師経験しかない私が始めた人生のあがき~貯金をやめて積立てNISAを始めた話①~より

では、さっそく本題に入っていきましょう

積立NISAで何を買っているのか

  • 実際に口座を開設するにしても、何を買っていいのか分からない
  • とにかくリターン率がいいものを買う!
  • 国内のほうが知ってる企業もあるから安心

これは私が初めの頃思っていたものです。おそらく私のように初めてお金の勉強を始めた人は同じことを思っているんじゃないかなと思います。

それを踏まえて私が買っているものを紹介します。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド【愛称】楽天・VTI
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • iFree S&P500インデックス

以上の3銘柄を毎月合計33,333円ずつ積み立てています。なぜこんなに中途半端な数字なのかというと、積立NISAの非課税額が年間40万円までだからです。

え?全然知らないけど…なにそれ。アメリカじゃん!!って思いましたよね。ちゃんと理由があります。

投資信託について

投資信託についてまず簡単に説明します。

お金の話の嫌なところは専門用語が多いところ、同じ意味なのに言い換えたりするところですよね。

まず、投資信託はファンドと同じ意味です。人によって言い方が違いますが同じものを示しています。

投資信託協会で分かりやすい図がありましたのでこちらをお借りして説明したいと思います。

投資家(私たち)から集めたお金をひとつの大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される(利益が出た分を投資額の分だけ配当としてもらえる)仕組みの金融商品

皆さんが最初にイメージするような「この株買います」という買い方ではその会社が倒産してしまえばせっかく買った株式がただの紙屑になってしまいます。投資が怖いといわれるのはココが大きいです。

その点、投資信託(ファンド)は複数のものに分散して投資してくれるので、1つの会社がうまく利益を出せていなくてもほかの会社が大成功していれば結果的にプラスになります。リスクを分散します。

投資信託協会

参考:投資信託協会 https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/

S&P500に連動した投資信託を買う理由

私が買っている商品に共通している商品はS&P500が関係しています。それってなんなのか…

S&P500とは

米国の代表的な株価指数の1つです。S&P500は米国株式市場全体に対し約80%の時価総額比率を占めており、米国市場全体の動きを概ね反映しているものです。

株価指数とは、流動性のある株式の相場の状況を示すために、個々の株価を一定の計算方法で総合し、数値化したものです。つまり、株式の状況把握のための数字です。

で、このS&P500はどんなものなのかというと、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している株価指数のことを示しています。市場規模、流動性、業種等を勘案して選ばれたニューヨーク証券取引所やNASDAQ(ナスダック)に上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化したものです。

また、組入銘柄として採用されるには時価総額が82億ドル以上、浮動株時価総額が41億ドル以上でなければならないなど、複数の条件を満たす必要があり、かつ独自のセクターバランスも考慮されています。つまり、安定していて、ちゃんとお金を稼いでいない企業は入れないと思ってください。

つまり、S&P500はアメリカの最強カンパニーたちで成り立ってるということですね。私はそう覚えました。

具体的になにが入っているのか。あなたもお世話になっている、なくてはならない超有名商品やサービスを提供している世界屈指の企業が入っています。

Amazon使ってますか?Facebook使ってますか?Google使ってますよね?iPhoneも使ってませんか?そう、そんな超、超、有名なところが入っています。

アメリカへ投資をする理由

①成長率が高い

まずは、このグラフを見てください。

引用元:オリックス銀行

青が日本、赤がアメリカです。成長率が火を見るよりも明らかですよね。日本のグラフは成長していたのはあのバブル期だけでそのあとは低迷しております。

また、日本の株式は上がったり下がったりをずっと低い位置で推移しており、成長性があるかと言われれば私や、これから始めようとされているあなた

②アメリカが占める世界の投資ウェイトの割合

S&P500と並んで人気なのが、全世界型です。投資信託はいろんな会社の株式のおまとめパックです。なのでその中のいくつかが低迷していても他が順調に利益を上げていれば大きくコケることはない。分散しているということです。

なので、アメリカだけではなく、全世界の全世界株式を推す方も増えています。仲良くしてくれているお医者様は全世界株式とS&P500を両方持っています。彼の意見はこうです。

「分散としてみるなら、アメリカ株だけ買うのは本当に分散しているのかなって思う。アメリカだけに頼らず、全世界に分散するほうがより大きな分散だと思う」

確かに!!と思いますよね。でも私はS&P500だけです。それはなぜか。理由は簡単です。

全世界と謳っていても60%はアメリカ株だから

③影響は世界レベル
  • 全世界株式の60%はアメリカ株でできている
  • 収益率がS&P500に劣る
  • アメリカ株が下落すれば全世界に影響を与える

私が全世界株式ではなくアメリカへ絞っているのは上記理由があります。

全世界と謳っていますがその比率はかなりアメリカ株に寄っています。経済的にまだまだ未熟な国の株式も組み込まれているので足を引っ張ることも多いのです。そのため長期でみればいいですが、収益率がS&P500と比較してあまりよくないのが事実です。

そして、あのリーマンショックを覚えていますか?

アメリカのリーマン・ブラザーズが過去最高額の負債をもって経営破綻し、世界恐慌の引き金になったものです。あの時のアメリカ株式の価値やドルのの信頼度はがた落ちになり、アメリカに投資していた多くの人がアメリカから他の国や金融商品に投資先を替えたあの事件です。

その影響はアメリカだけにとどまらず。日本でも派遣切りなど職を失う人が現れました。

つまり、アメリカの経済がけがをすれば結局どこもけがをする。と思っているからです。そして、あのどん底リーマンショックから15年、コロナショックも経験してもちゃんと持ち直してくれているんです。

これは期待しちゃいますよね。短期投資ではメリットになりませんが、私のように投資信託で長く持っているのであればいいのかなと思います。

そしてこの世界恐慌やリーマンショックを文章で説明するととってもややこしくて、とっても難しいので映画で見ることをおすすめします。

マネーショート https://eiga.com/official/moneyshort/

ただ、「サブプライムローン」「空売り」など普段聞きなれない単語が出てくるので、私は1回見てもぼやっとしか分かりませんでした。ちょっと止めて意味を調べてニュアンスをつかむとめちゃくちゃ分かりやすくコミカルでユニークに世界恐慌の始まりを描いていました。

S&P500の推移

私が推している理由をもう少し詳しく話すために、こちらをご覧ください。

引用:かぶれん https://www.kabutore.biz/shisu/sp500.html

これは、1957年から2023年までの約66年分のS&P500の推移です。ところどこと大きく下落しています。このとき何があったのか。

2002年はその前の年の2001年にアメリカ同時多発テロ

2008年はリーマンショック

2019年はコロナ

2023年はシリコンバレー銀行の破綻

シリコンバレー銀行の破綻がどうして株価下落につながったのかはこちらのYouTuber様が非常に分かりやすく解説してくださっているのでご紹介します。

このグラフを見ると分かるように、アメリカの経済危機はテロや世界を巻き込むイベントがない限りありません。

これだけの影響があるものなら、アメリカだけではなく全世界で悪いことが起こっています。

それなら成長があり、毎年確実に右肩上がりになっているところに投資したいなと思いますよね?

どれだけ強いパワーがあるかというと、アメリカの大手IT企業のGoogle、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの(総称GAFAM)の時価総額が日本株の時価総額よりも高い値を出しています。

GAFA4社合計の時価総額は7兆500億ドル(約770兆円)に対し、日本は6兆8600億ドル。たった4社に日本の株式会社全部が負けたんです。すごいパワーですよね。

以上が私がアメリカの投資信託を買う理由です。

積立NISAのメリット

長々と書きましたが、ここでいったんメリットをまとめます。

①小額から始められる

1回100円から投資できるので、「リスクが怖い」「とりあえず少しずつ」という人には非常におすす円です。

②初心者でも分かりやすいシステム

証券口座を開設する、買う商品を決める、毎月の積立額を決める、購入する

それ以降の月はひたすら買い足していくだけです。最初に設定しているので、ほっておいていいのです。

③比較的安定したリターン

株式に比べてリターン率は低いとされていますが、安定しています。商品に寄りますが私が買っているものでは10%ほどです。

④運用コストが安い

前回の記事で書いているため、割愛します。

積立NISAのデメリット

①株式に比べるとローリターン

一般的な株式投資に比べて大きな利益を上げることは少ないです。

数年前にテスラネアという言葉が世の中に出ました。これは、今や電気自動車の代名詞であるテスラ社の株を買っていた人がミリオネアになったために言われた言葉です。

このような爆発力は投資信託にはありません。夢はないということです。リアリストな日本人にはすごく向いているんじゃないかなと個人的に思っています。

投資信託はローリスク、ローリターンです。

②短期間で成果を上げるのは難しい

積立NISAは積み立てていくことで大きな効果を発揮します、そのため初めて1か月、1年では本領発揮は厳しです。

しかし、S&P500は1957年に導入されて以来、年平均で約10.7%の上昇率を記録しているので、長期で保有すれば手堅いといえます。

積立NISAに不向きな人

短期で見るとあまり魅力があるように見えませんが、積立NISAは20年の長期投資でみるものです。

なので、「下がったからすぐに手放す」、「今すぐに金持ちになりたい」という人には不向きです。

こんな商品は要注意

証券マンがおススメしてくる商品

証券マンがおススメしてくる商品が本当にいいというケースはほぼゼロです。なぜなら彼らはマージン(商品の紹介したことで得られる仲介手数料)で給料が発生しているから。

そもそも、窓口や電話で購入することはネットで証券取引をするものより手数料が高いです。なぜなら、仲介手数料や人件費がかかるから。

利回り30%以上などの謳い文句の商品

投資信託の平均利回りは3~10%です。30%というのはいかにおかしい商品なのか分かりますよね?

投資の神様と呼ばれるウォレン・バフェット氏ですら生涯利回りは20%と言われているのです。

神様が20%で一般人がそれ以上できる訳ないですよね。一時的なものか、詐欺商品か、なので未来のない商品です。

売れている商品に上がっているもの

よく売れているなら安心か?と言えばそうではありません。なぜなら、人気なのはその会社が売りたい商品の可能性があります。

ランキングなんて会社の都合でいくらでもいじくりまわします。

最後に

どのくらい増えた?

毎月33,333円を積立してもうすぐ3年目になります。つまり、私は今1,199,988円積み立てています。

まだ3年目ですが、現在20万以上増えました。3年でそれだけ?と思うか3年でそんなに!?と思うかは人それぞれですが、日本の貯金の金利を知っていれば後者のリアクションになりますよね…?

あくまで、買ったら買い続ける。なんなら放っておくというのがいいかもしれません。ちなみに今、私の積立NISAはマイナスです。それでも買い続けますし、手放すつもりもありません。

おわり。

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