
女性が性行為中で一番いやだなと思うことはなにか知っていますか?
それは…痛みです。女性は男性に比べて痛みに強いとされていますが、わざわざ痛みを求めに行くのは一部の嗜好を持っている方だけです。しかし、悲しいことに令和になった今でも、ガシガシ刺激をする人が多いのが事実…今日はそんな、石器時代の技術は捨てて、令和を生きる女性を悦ばせる技術と知恵を身に付けましょう!
女性生殖器の解剖

この図を見てもらえば分かるように、膣は外と通ずる臓器であり、受精をすれば膣の奥にある子宮で赤ちゃんが育ちます。
汚い手や、不潔な男性器、その他で安易に触れたり挿入をすると感染症になりやすいのです。感染予防をするために帯下(おりもの)が存在しますが、帯下で予防できるものに限度があります。
余談ですが、2次元の同人誌や、激しめの成人向けの動画サイトで子宮に男性器が届く描写がありますが。あれは、実は大体の人がそうです。
日本人女性の平均膣の長さ(深さ)は7~8cmです。そして、日本人男性の男性器の平均の勃起時の長さは12cm前後とされています。つまり、男性器が7cm以下では体位を工夫しないと奥に届きませんが、普通サイズの持ち主なら十分届きます。
なので、女性の皆さんは、相手の息子の大きさを見て10cmはあるなと確信したら、「奥まであるのが分かる♡」と言ってもらって結構です(笑)
膣の不思議とGスポット
まずは、解剖の話をします。こちらの図をしっかり見てください。
女性は男性と異なり、尿道口と膣があります。排泄のための道と生殖のための道が分かれているとお考え下さい。

男性の性感帯とされる前立腺は膀胱と直腸の間にあります。女性の膣も同様です。尿道と直腸の間にあります。以前の記事で女性の潮吹きについてこちらの記事で記載しました。
尿と潮の成分はほぼ同じというあの記事です。こちらの解剖図を見ていただければ、納得していただけるかと思います。膣の中でもGスポットと呼ばれる位置と尿関係の機関は非常に近くにあるのです。
では、本題に行きましょう。Gスポットはここです

Gスポット
膣に人差し指または中指を奥までゆっくり挿入します。
指を奥まで挿入したところでゆっくりお腹側に向かって指の関節を曲げると他の組織とはことなり少しざらざらした部分があります。Gスポットも膣内なので粘膜ですが、不思議とGスポットは少しきめが粗くざらざらしているのです。陰核の裏側とイメージしてもらっても差し支えありません。
この、「Gスポットを見つける」というところまでは多くの男性がクリアします。問題は扱い方です。
Gスポットで快楽を得る
初めから膣内のGスポットで快楽を得られる人は少ないです。そのため多くの女性は経験を積むことで快楽を得るようになります。
具体的な方法は以下です。
Gスポットを見つけたら、まずは指の腹でゆっくり円を描くように刺激してみましょう。
膣内は陰核(クリトリス)や尿同口よりも少し鈍感なためやや圧力を加えて円を描くことをお勧めします。
ガシガシとかき混ぜるというよりは指の腹でお腹側に圧すというイメージの方が正確です。激しく動かしても快楽を得る女性器にするには下準備が大切です。
ここでの注意
ガシガシと激しくしてしまいとGスポットに当たるどころか、膣内を傷つけてしまい膣が切れることで出血や、挿入時の痛みに繋がります。また、その傷口から外部から侵入したばい菌が感染症や炎症を引き起こすことがありますので、十分に注意してください
まずは、Gスポットの刺激=気持ちいいもの。ということを体になじませていきます。これは性行為だけではなく自分でも開発できますので、清潔な指やおもちゃなどでしてみるのも性生活を楽しむ1つの方法です
この下準備期間は、Gスポットの刺激だけではなく女性の性感帯を同時に刺激することでより早くGスポットの刺激=気持ちいい。ということを学習することができます。
例えば、Gスポットを刺激しながら陰核(クリトリス)を触る、Gスポットを刺激しながらキスをする等様々です。
相手の女性が陰核の刺激で絶頂を迎えるのであれば、陰核とGスポットを一緒に刺激することでどちらも気持ちいいということが体に刷り込まれていきます。
女性の中では乳房で絶頂できる人もいるそうです。乳房の性感帯一覧はこちらをご覧ください。
裏Gスポット

この画像にある、裏Gスポットとは、Gスポットの反対側(腸側)にあるものです。これは体位によって刺激されます。この裏Gスポットについてはまた今後の記事で書いていこうと思います。
膣や女性器に触れるときに必ず注意すること

①手を洗う
⇒体内にましてや腹の中に汚い手を入れようとする人は論外です。下着に触る権利すらありません。一発レットカード、退場です
②前日までに爪を切る
⇒当日に爪を切る人もいますが、当日だと爪が鋭利な状態ですので、綺麗に鑢をかけるか、鑢がない人は前日に爪を切り整えておきましょう。膣や女性器は粘膜であり非常にデリケートです。大切なパートナーを守る為にも爪は滑らかに短く整えましょう。
③必要時は潤滑剤を使用する
⇒男性のテクニックだけではなく、女性の体のコンディションによっても愛液の分泌量が少ない時があります。詳しくはこちらの記事を参照ください。
そんな時はムリに触らずに、潤滑剤の力を借りて行為をしましょう。
ムリにすると快楽ではなく、痛みと緊張が高まり、愛液が出やすい状況からどんどん離れていってしまいます。「男としての…」という気持ちも分かりますが女性側も引け目を感じていますので、お互いに「今日は濡れにくいから」と潤滑剤の使用を提案してみましょう。潤滑剤で痛みがなくリラックスできれば、愛液が出てくることも大いにあります。
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