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実はあなたも赤信号! 元うつ病看護師が教える 精神病疾患の怖さと精神科病院について

じつは、私、しばらく前に私、鬱を患っていました

今回は大きく2つ紹介します

①私が精神科を受けなきゃいけなくなった理由

②精神科受診の流れ、治療の選択肢、薬の効果

について述べていこうと思います

「なんかしんどい」「気になって眠れない」ということを経験したことがある人は多いです。きっとあなたもあるでしょう。

「あの子のことが気になって眠れない…」なんてプラスの事ならいいのですが、基本的に眠れないほどのことは悪いことが多いです。

「明日のプレゼンの資料、上司にまた怒鳴られるのでは」

「明日はいつもいじめてくる先輩と一緒に仕事だ」

「明日は人手が足りないからまた無茶な仕事を自分にだけ与えられるのでは」

なんてことが長期的に続くと人はうつ状態に陥ります。

精神科に行くとなると構えますよね。私も勉強して精神科がどんなところか知っていたのに構えましたし、行くことを躊躇しました。なので、この中では実際に精神科に行くとどんな流れで進んでいくのかもお伝えしたいと思っています。

今回は私の体験談をもとに書いていこうと思います。

①原因

あくまで一例ですが私の場合は人間関係仕事でした。

実際、ストレスの原因を調査すると年代でもベスト3には入ってくる問題です。

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/3-3.html 引用:厚生労働省ホームページ

図28 性・年齢階級別にみた主な悩みやストレスの原因(複数回答)の割合(12歳以上)
 

私の話をします。少し長くなりますのでオレンジの文字が現れるところだけ読んでいただいて、後はテキトーに飛ばしてもらっても構いません

入職してから特に大きな問題も起こさず、入院患者様アンケートでは感謝の言葉を毎月書いてもらっていました。また、病院の新入職員への説明会やパンフレットモデルなども任せてもらっていました。

特に人間関係でも特定の人とだけ仲良くすることもなく属することなくやり過ごしていました。

入職して半年ほどすると何がきっかけかわかりません。年齢は10歳ほど上、キャリアは2年先輩という人から、必要な情報を教えてもらえない、申し送りをもらえないし、聞いてももらえない、先輩がしたミスを私に転嫁する、少しのミスを指導ではなく周りに聞こえるような大きな声でひけらかすような行為が始まりました。これ、そのうち患者に迷惑かけるやろ。と思いほかの人に申し送ったり記録に残すなどで対応しました。

最初は、その先輩は精神的な発達遅延を持っているのかと思ったのですが、行為が私に限局されており、上司がいる前ではいい先輩を演じることができる様子だったので、これは、障害や病気ではなく明確なイジメという名のパワハラ・モラハラだ。と思い、その日から何をされたか、どういう状況だったか、上司はいたか等スマホのメモに日記のように記録していました。

1年ほど我慢していたころ、ほかのスタッフ(先輩・後輩)から「あの人君にだけあたり強くない?」「わざとあんな言い方してるよね」「何か過去にあったの?」と看護師だけではなく医師からも心配されるようになり、上司に相談しました。

上司は全く知らなかったと謝罪をしてくれましたが、直接聞いてみたら?等最初はチンプンカンプンなことを言っていました。今までにされたことをまとめた記録の一部を上司に見せて、怖くて言えません。と正直に伝えると、夜勤が被らないようにしてもらえたり、注意をしておくと約束してもらいました。

そこから、夜勤は被りませんが、日勤にはいます。相変わらず叫び上司の前では普通の人ぶっていました。注意を受けたそうですが改善はされず。

上司に再度「ほんまに注意してくれました?」と確認すると、「したよ。あの子もわかってるけど、治されへんって言うてた」と返答が返ってきました。

それって、自制できないから悪い態度もイジメも許してねってことか?と上司とその先輩から言われた気分でした。

それが許されるなら、この場で上司とそいつをぶん殴って「自制できませんでした、仕方ないよね?ごめんね。」って言うてやろうかと思いました。

2年半ほどこの環境で人間関係のストレスが強い中耐えました。

異動希望も何度も言いました。そのたびに「抜けられるのは困る」と返答です。その理由は次の私の仕事のストレスを読んでいただければわかります。

3年目に入ると新たな仕事ができるようになり、即戦力になります。病棟の入院患者数は約30人、その日のお部屋担当をする役目の日勤看護師は6人いたので、単純に計算すれば一人当たり5人前後です。

しかし、私がいる日は私に10人弱ついているのです。何もない自立した人の部屋であればいいですが、緊急入院を受けたり、手術を見たりなど人の倍働いていました。「スタッフの数もあるから均等に割ってほしい、10人見ながら緊急入院を見ながら術後管理をするのは私の力ではインシデントを犯すリスクが高い。」と訴えてもほかの人が仕事が遅いから、まだこの人は緊急取れないからなどクソみたいなことを言われ、病棟の3分の1を一人で見ながら手術と緊急入院を取っていました。しかし、絶対帰りたいので月の残業時間は4時間以内で納めていました。無理やというた仕事量でミスをすれば吊し上げをくらっていました。ホンマにどついたろうか、と思ったことは1度や2度ではありません。

つまり、私はインシデントは多少おこすがアクシデントは起こさず人よりも働き人件費のかからないいいコマだったのです

移動希望を出しても手放してもらえず、仕事のストレスは続きました。このころには看護ではなく業務で患者は私の中で邪魔者のように思えてきていました。もうアンケートで感謝を述べてもらえることもなくなっていました。

人間関係ストレス期間と合わせて合計2年半がたち、とうとう体がおかしくなってきました。

耳鳴りがする、手が震える、めまいがする、仕事のことが頭から離れず眠れない

夜勤もていて不規則な生活からくるものか、自律神経が乱れているんだな。と気づけば3年目の1年間この体調で上記の環境下でいました。

仕事に向かうまでにすれ違う車に当たれば仕事に行かなくていい。休める。もう多少骨折れるくらい構わない、今この現状から逃げたい。

毎日、毎日思いました。車を見るときに無意識に考えてしまうのです。

そんなある日、仕事から自宅に帰り、仕事のことを考えながらソファ座りました。大好きなアニメを見ようと思った時です。

思考が止まり、体が止まりました

「あれ、アニメ見るんやんな?リモコンの電源押さなあかんやんな?リモコン、どれや。これはエアコンか、どうするんやった?」としばらく動けず、本当にわからなくなったのです。体も思うように動きません。金縛りにあったようでした。数分後には収まり、操作もできるようになりました。

ただ、涙がや震えが止まらないのです。

何かわからない不安、焦燥感、恐怖が頭の中にへばりつき、どんなに楽しい動画を見ても、好きなアニメを見ても、筋トレをしても、酒を飲んでも、もう自分ではどうにもなりませんでした。

次の日は夜勤でした。普段、規則正しい生活を心がけているので夜勤前でも23時には眠くて寝てしまうのですが、その日は眠れません。涙が勝手にあふれてくるのです。私は何事かと思いました。その時考えていたのはやはり仕事や職場の人間関係の事でした。嗚咽が出るほど本格的に泣いて夜を過ごしました。

なんとか夜勤を終えて、その足で精神科を受診しました。

②初めての精神科受診

完全に心がぶっ壊れるまで精神科に行かなかったのは理由があります。

私の精神科に対する偏見です

看護師にもなってお恥ずかしですが

精神科に行く人=精神が弱い、社会不適合者、もしくはやばいやつ

と思っていたのです。自分の弱さを認めるのが嫌で、社会に適応できないというのを認めるようでものすごくいきたくなかったのです。しかし、もう人生積んでしまう前に何としてでもという気持ちで受診しました。

しかし、実際に受診すると私の偏見は間違っており、土下座レベルで失礼な思い込みをしていたことが分かりました。

【精神科の診察や診察室】

受診時にいろいろバックグラウンドを聞かれます。個室の落ち着いた空間で、先生と一対一、患者用の椅子も他の病院のような丸い簡素な椅子ではなく先生と同じ背もたれのついた書斎にあるような椅子でした。小さな音でオルゴール調の音楽が流れていて医療機関というよりは、どこかの部屋のような感じです。

先生の自己紹介から始まり、ゆっくりしたペースで「どうして?」「いつから?」「どんな時に?」「どんな症状?」「何が一番苦しい?」「どうしたい?」「どうなりたい?」

など、答えられない質問や、答えたくないものは無理に聞き出すことはされません。

私は問診の時に辛かったことを思い出して耳鳴りやめまいがしました。その時も先生はベッドを別室に用意してくれて寝かせてくれ、「一度休憩しますか?」とお忙しいであるにも関わらずあくまでこちらのペースに合わせてくれました。

一通り問診を終えて、先生の中である程度の病名や原因が分かると次は、治療の方法の選択について説明してくれます。(この時もこちらの様子を見ながら話を進めてよいか確認してくれます)

精神疾患の治療方法

①薬で今ある症状に対して治療をしますか?

②カウンセリングで治療をしますか

③精密な検査をしてより詳しく病名を突き詰めますか?

病院によってそれぞれ得意にしているものがあり、すべてを一挙に担えるのは大きな病院だけです。

病名はこの時点では詳細な検査はしていないため身体症状や心理状況だけでの判断になります。そのため、血液検査やホルモンバランスまで見ないと絶対にこの病名ですとは断定できません。

しかし、ある程度の病気は判断できますので診断書の作成は可能です。病欠届を出すときに診断書が必要な方でも問題ありません。私の場合「抑うつ」「自律神経失調症」と診断書に記載してもらいました。

私はとにかく眠りたい、耳鳴りや手の震えを止めたかったので薬での治療を選択しました。合う薬や合わない薬があるので副作用の方が強く出るものもあります

精神科の薬の多くはすぐに効果が出るものではなく、1週間から1か月単位で効果が出てくるものです。そのため、効果を判定するために1週間に1回受診することになります。

これだけ健康に気を付けていても、外部からのストレスが長期的に続けば、こちらがあがいてもうまくはいきません。こういった時は適切な医療機関で適切な治療を受けることが必要です。

自己判断で長引かせると余計に時間がかかります。私は今も完治と言っていいのかわかりません。眠れない時は薬を飲みますし、つらかったときを思い出して涙を流す日もあります。

日本の平均年間自殺者数は約2万人です。

毎日誰かが自分で自分の命を終わらせています。

きっと、長い間たくさん我慢して、たくさん辛い気持ちを誰にも言えずに抱えていたんだと思います。

この記事を読んで心当たりがある人は必ず一度専門機関を受診してみてください。精神科は思ったより構えなくてもよい場所でした。

次の記事で私がどうやって病欠をもらって、今の職場から逃げて立ち直ったのかの記事は以下です。まだ修正不足ですが良ければ見てください

投稿者

red.crow0915@gmail.com

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